あいさつ文

二年前の年末(2015年12月)、フィットネスのクリスマス発表会で、
会員さんたちとジャズダンスを一曲、平中先生の振付で踊りました。
楽しかったお礼に先生の絵を描き、その絵をプレゼントしたところ、
とても喜んでいただき「ジャズダンスの個展を開いたら?」と
先生の閃きから一年、ようやくこの日を迎えることができました。

当初、どのような個展にしようかと?と試行錯誤の末、ひと月毎に
変わるレッスン曲の中で絵になるポーズを見つけて、フィットネスの
会員さんをモデルに、先生にポーズ修正をしていただいてデジカメで
撮影をし、それを元に一年間で12枚の絵にすることにしました。
なかなか思い描くショットが撮れなくて、多い人で50枚以上は撮影したと思います。
その撮影に会員の皆様が快くご協力いただいて本当に感謝しております。

平中先生の初級ジャズダンスは、パワフルであったり、セクシーであったり、
感情がこもっていたり、それでいて初心者にも
気持ちよく踊れる部分も考えて構成しています。
手先だけ使う絵とは違って、体全体で表現する芸術であると思います。
平中先生のジャズダンスを絵にすることが出来て、とても楽しい一年でした。

また、ジャズダンスのシューズは他のダンス系と比べると地味ですが、
足との一体感があり、形も様々です。愛用のシューズの傷んだ靴底を直したり、
紐を使いやすいようにしたりと、使えなくなるまで、
ひとつのシューズを何年も大切にしています。
そんなシューズからはじまり、シューズで終わっている個展でもあります。
どうぞ、ごゆっくりご鑑賞いただければ幸いです。

※画材は、パステル、水彩色鉛筆、水彩絵具を併用して描いています。







あいさつボードの絵です。

紙の色を肌の色にして、影のみ描いて

仕上げていきました。